早坂菊子

早坂菊子とは

早坂菊子(はやさか きくこ)は、東京都出身の言語療法士。
吃音を専門に30年以上臨床や研究を行っている。

 

学生時代は早稲田大学で哲学を学んでいたが、筑波大学大学院に進学してからは、言語療法(とくに吃音)の研究を続けている。
日本で初めて、吃音をテーマに博士号を取った言語聴覚士でもある。

 

その後、筑波大学助教、広島大学教授などを歴任。

 

現在は、早坂吃音クリニックを開設し、早坂式メソッドで吃音の治療を行っている。

早坂菊子の経歴

1976年 重症心身障害児施設に勤務
1979年 筑波大学で障害児教育を専攻
1981年 同校で言語障害学を専攻
1983年 同校で心身障害修士を取得
1986年 社会福祉法人湘南福祉センターに勤務
1987年 正生学院で吃音治療に従事
1987年 筑波大学助手
1990年 同校講師
1993年 同校助教授
1999年 言語聴覚士免許を取得
2002年 広島大学教授
2012年 早坂吃音クリニックを開設
2012年 早坂式吃音改善術を公開

日本の吃音治療への影響力

早坂菊子は、広島大学教授退任後、臨床現場を中心とした活動を行っている。
2013年6月には「早坂式吃音改善術」幼少期、学童期、成人編がすべて完成し、吃音者への提供を開始した。

 

また後進の育成にも力を入れており、毎年吃音スペシャリスト養成講座を開講。
2014年からは第4期目。

 

また「ことばカフェ」と呼ばれる交流会なども主催しており、吃音者との交流も盛んに行っている。
その他、言語聴覚士会や吃音フォーラムなど全国各地で講演を行うこともある。

 

年齢的には60歳を超えているにもかかわらず精力的に活動している、日本では数少ない吃音研究者だと言える。

吃音に対するスタンス

早坂菊子は、「吃音は直らない」が「改善はできる」というスタンスを取っている。

 

その手法は、人間科学をベースにした吃音者ごとの特性を尊重とした治療である。
中でも呼吸法を重視しており、「流暢にどもる」という手法を取り入れていることでも注目を集めた。

 

その効果は、軽度~中度の吃音者を中心に、日常生活に支障が出ないレベルにまで改善している。

 

早坂菊子の公式サイトへ